建築家・中谷俊治が構想する「世界初」の水中歩行専用プール
アクアウォーキング・ドットコム.jpgのサムネール画像

活動

「水中歩行専用プール」に関わる活動

        その他、建築家としての活動は中谷俊治ステューディオをご参照願います。

 

2008年6月

  第11回 水と健康医学研究会  および、

  第21回 (財)日本水泳連盟医・科学委員会 / 日本水泳ドクター会議  の総会にて、

  特別講演 「水と健康をデザインする」 を講演。

 

執筆

 ケアサポートブック 「転倒予防実践らくらく」実践ガイド 

武藤芳照監修 (学研メディカル秀潤社)

     「水中歩行専用プールの特性」 執筆

 

 「スポーツトレーナーマニュアル」 武藤芳照 他 監修 (南江堂)

     コラム「新たな概念のプール」 執筆

 

図表の提供

 東京大学産学連携プロポーザル(武藤芳照) 

 変形性関節症診療のための情報誌Osteoarthritis Update

「高齢者の水中運動療法のフィールワーク」(武藤芳照)

(水と健康医学研究会誌 第11巻より抜粋)

 

「水と健康をデザインする」 特別講演 (2008年6月7日 如水会館)をふりかえって

 

一級建築士事務所 中谷俊治ステューディオ 中谷俊治

 

医学を専門とされる皆様の研究会に、私のような建築家が参加させていただき、

まことにありがとうございました。

当日、お話をさせていただいたことを簡単に振り返ってみたいと思います。

キーワードとしたのが、「空気感」

人それぞれに空気感があるように、空間にも空気感があります。

空間の空気感とは、頭で考えるものではなく、その場に一歩、足を踏み入れた瞬間に、

肌に伝わってくるものであり、その微妙なニュアンス、温度感は恐ろしいほど、

皆に伝わるものです。

 

一般に建築設計を機能的なスペックで考えようとしますが、この空気感を設計することこそ

私が最も大事にしていることです。

私が設計した「fクリニックさっぽろ」を例にあげ、整形外科診療所で実現したかった空気感を

お話させていただきました。

 

本題に戻りますと、水中歩行は散歩と同じものだと思います。

歩く速度に応じて身体を流れる水を感じながら、目を楽しませ、耳を澄まし、心を癒す。

そうしてくれるのは、四季折々の風景の変化や、陽射しや雲のうつろい、水のせせらぎです。

深呼吸しながら、歩いてみたいと思わせる空気感がそこにあってこそ

自然治癒力も身体の中から湧き上がってくるのでは、ないでしょうか。

五感に響く空間こそ、水と健康をデザインする鍵になることを、お話させていただきました。

 

質疑のなかで、たくさんの意見を頂戴し、皆様が「空気感」をそれぞれの職場で大事に

されていることも教えていただきました。

ひとつ、当日のプレゼンテーションのなかで皆様から私が宿題としていただいた項目が

ありました。

それは、今までにない空気感をもつ、水中歩行専用プールを、もっと小さいスケールの

プールでも実現できないか、というものでした。

今回、この場をお借りして、その宿題にお答えしたいと思います。

名づけて「10m角プール」。

また、皆様からご意見、ご感想をお聞きできれば私にとって何よりの財産となります。